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白洲次郎・男の金言


コンビニなどでよく売っているいわゆる自己啓発本です。白洲次郎には以前から興味があったので買いました。エッセイ集みたいなものですね。活字が得意じゃない人は、こういう本から入って興味が湧いたら本格的な活字の本を読むことをお薦めします。それでは本題に入りましょう。戦後の敗戦処理においてGHQに屈しなかった日本人として有名な人ですね。ものすごく頑固でケンカ腰で荒っぽい人物像ですが、それだけではなく、非常にロジカルな思考を持っている人物です。交渉の場における駆け引きという部分で負けない姿勢とはどういうものか?を訓示してくれています。掲載されている言葉の中で一番好きなのは「こうなったら正面突破だ!筋の通らん話しに屈してたまるか!」ですね。小手先ではない胆力と行動力には感服します。