Toy`s Page 2 VF-1J Steath typeYAMATO製突然、倒産してしまった玩具メーカーYAMATOのVF-1J Stealth typeです。バルキリー製品では群を抜いたクオリティーで提供してくれていたYAMATOなだけに倒産したことを聞いた時は残念でしたね。それだけにプレミア価格の上昇っぷりも凄いことになってます。これで大体5~10万円くらいまで跳ね上がっていると思います。もちろん開封してしまっているので私が所有しているものはもっと安くなると思いますが(笑)まずはファイター形態から!YAMATO製のバルキリーの特徴は大きく、ごっついところです。変にスマートにしたりしないマッシブな造形に舵を切るのは造形師の心意気を感じます。キャノピー開閉、人形の彩色など、隙がまったくありません。ランディングギアもしっかりした作りで折れなどの心配はありません。う~ん、美しい!次はガウォーク形態です。古い製品なので、ちょっとスタイルが悪いですが、当時の技術力で言えば明らかにトップレベルです。関節のクリック、メタル部品など適所に施されていて、バランスは非常に良く自立も問題なく出来ます。そして最大の技術が発揮されているのが、キャノピーの差し替えをすることなく、カバーが露出してコクピットを覆うことのできるギミックですね。ここに関してはバンダイでも実現できてない技術です。バルキリーと言えばやはりバトロイド形態でしょう。胸板が厚く、隆々とした体形は今風ではありませんが、初期型バルキリーの最大の魅力です。体形バランスで言えば、数多くのバリキリー製品の中でYAMATOが一番出来が良いと思います。関節の可動域、数など当時の他社製品と比べると文句の無い一級品です。特にガンポッドをこれだけキレイに持たせることが出来たのは当時では、このバルキリーだけでしょうね。複雑な変形でも妙な突起物などを一切覆い隠してスタイルを保っている点もYAMATOの信念のようなものを感じます。総括としては、シールを自分で貼るようになっていたり、スケールサイズが大きかったり、いろいろ当時の試行錯誤を匂わせる部分が多々ありますが、ファンの間では、YAMATO製のバルキリーは伝説となっているほどの貴重品です。過去に数体所有していた時期もありましたが今、手元にあるのはこれ一体なので大事にしたいと思っています。 固定ページ: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17