美味しんぼ
作・雁屋哲 画・花咲アキラ
料理系マンガに革命を起こした伝説的マンガ「美味しんぼ」です。当時、父親と小学生の私と就職していた兄貴の３人が好きで発売日にみんなで買ってしまい同時に三冊、家に集まったことがあるほどのめり込んでいました。それまでの料理マンガは少年料理人や天才料理人が料理勝負をするというスタイルが主流でしたが、美味しんぼは、まったく別の切り口でとことんグルメを追及するところが新しかったです。それまで馴染みのなかった高級食材や料理法などが紹介され新しいものを常に見れる喜びがありました。後に知り合いの料理人などに聞くと美味しんぼの誤情報で苦労した人も多くいるという事実もあるらしいのでパーフェクトでは無かったようです。しかし海原雄山は酷かったですね、後半でいい人に徐々に変わっていく風潮になるのですが、最初の頃の理不尽さは許せないものばかりですね。私は今でも許してません（笑）後は、作者の意向で若干、左翼クサイところもあるので、それを理由に嫌いな人もいますね。