ザ・カンニング
フランスのコメディ映画です。それほど凄い映画では無いはずですが、なぜか？70年代生まれの人はみんな知っている映画。とにかく火曜ロードショーとかテレビで凄い回数で放送されていたと思います。版権が安かったのかな？ストーリーは、フランスの大学入学資格検定「バカロレア」を受験する学生が通う予備校の話です。毎回、合格率最低のルイ14世予備校が奮起のため超スパルタ教育を採用して学生を合格させようとするのに対し、学生は、なんとか授業をサボるためにイタズラのかぎりを尽くします。行き過ぎたイタズラで予備校が爆発してしまい、裁判で有罪になるか？無罪の条件としてバカロレアに合格するか？の二択を学生達が突き付けられ、カンニングで合格を目指すわけですが・・・まあ、そのカンニング方法の数々が凄い！機械を駆使したり、鉛筆、衣類、靴などに回答を忍ばせたり、よくもこれだけバカバカしいアイディアが出るもんだと思うほど笑ってしまいます。随所にお色気もあり、何カ国では上映で年齢制限がかけられたそうです。特に何も得るものは無い映画ですが見ていてまったく疲れないので、何も考えないでボーっと見るには最高です。