Movie`s Page 2

マルサの女


伊丹十三作品で最大のヒット作と言っていいのではないでしょうか「マルサの女」です。脱税者と戦う女査察官という対立軸でストーリーは展開します。ある町の税務署員だった板倉亮子(宮本信子)の査察官としての能力が高かったことから国税局査察部に配属になり、凶悪・脱税者と対決します。考証が完璧で脱税の手口、査察官の内偵の方法など、かなりのリアリティーで構成されています。私自身、この映画からかなりの税務の知識を学びました。伊丹十三・特有のエロいシーンがたくさんあるので、とても子供と一緒には見れませんが、かなりの緊迫感の連続で飽きることなく最後まで見れます。カメラワークなどにも特徴があるので総じて伊丹十三作品は、面白いですね。