イップ・マン
序章
近年で観たカンフー映画の中では最高傑作の作品「イップ・マン」です。詠春拳の開祖・葉問の生涯を描いた作品でブルースリーの師匠でもあることで知られています。優美で華麗な動きが特徴で手技が中心、少林寺拳法を源流に持ちます。練習に人を象った木の人形（木人樁、もくじんとう、もくじんしょう）を使用することでも有名でジャッキーチェンの映画でもその描写がよく出てきます。ストーリーもよく出来ていますが、それ以上にアクションが凄く魅力的な作品でアクション監督をサモハンキンポーが務めていることにも一因があると思います。ジャッキーチェンやブルースリーの美しくも力強いカンフーに憧れた少年時代を過ごした大人には、最高に楽しめる作品ですね。