オーバー・ザ・トップ
シルベスタースタローン
正直言ってロッキーやランボーに比べればスタローン作品の中ではマイナーな部類に入る「オーバーザトップ」ですが、高校生の頃、映画館で見て、妙に印象に残っている作品です。トラックドライバーのスタローンが新しいトラックを手に入れるために腕相撲大会に出場して優勝を狙うというストーリーですが、それに付随する形で10年以上会っていなかった息子と旅をして徐々に心を通わせていく姿、父親の背中を見て男の生き様を学んでいく息子、など王道のハリウッドストーリーで展開します。ベタであることになんの迷いもなく、王道を頑なに崩さないスタローンの映画作りに安心して最後まで見てられる映画。考えさせる映画ばかりが芸術じゃない！こういう映画も大事です。