Toy`s Page 1 バンダイ 超合金魂 GX-50 コン・バトラーV合体超合金の金字塔「コンバトラーV」。子供の頃、一世風靡したオリジナルのポピニカ超合金コンバトラーVはデッド商品かつプレミア品なので秋葉原あたりでは、とんでもない値段が付いているためとても買えません。しかし、リバイバル版である超合金魂シリーズのコンバトラーVは価格も手頃ながらシルエット、合体ギミックなど全ての面でポピニカ版を超えています。パッケージにも書いてある「少年の心を持った大人たちへ」の通り、完全に70年代生まれを狙い撃ちしたバンダイ商品です(褒めてます)。まずは個々のマシンから紹介。バトルジェットは良く出来ていますね。頭部にあたるバトルジェットは合体後、シルエットがハマるようにかなり小さいです。小さいのに塗装など細部までキレイに仕上がっていてこれは良い仕事してます。バトルクラッシャーも合体を考慮に入れながら単体でこのシルエットを維持できているのは凄いですね。唯一、問題があるとすればバトルタンクですかね。シャベル可動などは申し分ないのですが、合体時にキャタピラを背中に持っていくためかなり複雑なギミックが仕込まれていまがこのキャタピラが若干ポロリするんです、惜しい!バトルマリンとバトルクラフトは、劇中通りの見た目で満足!いよいよ合体です。ポピニカ版は合体後、接合が弱くすぐに外れるという弱点があり、その後、改善対策で専用のベルト(通称・ズボン吊り)が付属されるという失態を招きましたが、超合金魂は、そんな心配は一切ありません。合体!バンダイの技術の進化に驚くばかりです。もはや、アニメとまったく同じシルエットに驚愕します。写真には載せてませんが、武器類も充実していて、付属品で、超電磁ヨーヨー、超電磁スピンなど一通りのポーズは出来ます。合体系玩具の場合、どうしても背面に見苦しい部品を追いやり背中の見た目が悪くなる傾向がありますが、これに関して言えば、まったくそういうことはありません。翼や車輪など上手く収めるようにアイディアが施されています。合体後の可動域も素晴らしいです。足も手もかなりの角度で曲がるので劇中に近いポーズも容易に取れます。首が回るのは特に嬉しいですね。上記したようにバトルジェットの小ささを考慮するとこのギミックをここまで仕込むのにはもはや開発者の意地を感じます。超合金も多種多様にありますが、超合金魂コンバトラーVは、ダイキャストの使用量も多く、持つとズッシリときて、まさに超合金の醍醐味そのままです。子供の頃、買えなかった70年代生まれの人には、文句なく薦められる一品です。 固定ページ: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16