機動戦士ガンダムII
哀・戦士
劇場版・機動戦士ガンダムですね。三部作の中の二部にあたる作品です。もはや語らずとも、誰もが知っている名場面ばかりで、いつ見ても飽きないです。TV版と違い、挿入曲に井上大輔の哀戦士が使われていて、クライマックスシーンでは、その曲と場面の完璧なるマッチングで背筋がゾクゾクします。アムロの多感で若気の至りでの葛藤なども一番、色濃く描かれています。もっともガンダムらしい人間描写が見れるのが二部です。ちなみにランバラルが登場するのもこの哀戦士ですが、なんと設定年齢が３５歳っていう・・・恐ろしいほどの貫禄です。そもそもガンダムの年齢設定は、いろいろツッコミどころ満載なのでその辺も面白いところ。アッザムリーダーやククルスドアンなどマニアックなシーンを見たければTV版にかぎりますが、全体を通しての作品としての内容は映画の方が上です。